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職員ブログ『環技セ日誌』

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職員紹介(第1回):大木 [研究開発室(渉外課兼任)]

2021.5.20 職員紹介

1. あいさつ
 職員紹介の第1回目を務めさせていただきます、研究開発室長の大木です。
 私は2017年4月に当センターに入所しました。大学卒業後から当センターに入所するまでに土木設計コンサルタント、大学職員、土木施工会社(研究開発室)等、いくつかの職種を経験しましたが、当センターに骨を埋める覚悟で職務に邁進します。

2. 担当業務
 研究開発室長として、新規業務の開拓、新規分析項目の検討、研究開発活動等を行っています。社会や環境に役立ち、且つ収益に繋がる事案は簡単には見つかりませんが、困難だからこそやりがいのある業務です。自らの知識や経験はとてもちっぽけなものです。積極的に他社(他者)と協力し、社会と環境、そして組織にとって有益な活動を模索します。

 分析業務では、水道水・飲料水の金属分析、微生物分析および基礎的な分析項目を担当しています。精度と効率の向上と迅速な分析を心掛けています。

 渉外課として業務の受注にも携わっており、組織の健全な経営の為の適正な価格での受注を目指しています。

3. 私の大学時代
 土木系の学科に所属し、硬式テニスにハマる日々を過ごしました。研究室配属では水環境と流体力学の研究室を選びました。
 (1) 研究テーマ
 学部と博士前期課程(修士課程)では、海の波のエネルギーを電力に変える研究テーマに取り組みました。波と装置の条件を様々に設定して得られる電力を予測計算したり、モデル装置を製作して実際に海で動かしてみたりしました。予測計算と実測値の関係に一喜一憂したりと、充実した研究生活でした。
 博士後期課程では、夏のダム湖や池などの底部に現れる酸素の少ない水に対して効率的に酸素を供給する研究テーマに没頭しました。室内実験では、装置の設定を様々に変化させて最適な条件を探りました。膨大な数の実験条件をコツコツとこなすことはとても大変でした。その後、宇部市の常盤湖で行った現地実験では、酸素の供給状況と水の流れ方を現地計測し、予測結果と比較しました。水の流れ方の予測計算がとても困難で、実測となかなか合わずに非常に苦労しました。また、酸素を供給するスピードの評価(計算)方法を新たに提案し、実験により理論式が妥当であることを証明しました。多くのひらめきやアイデアを実践(チャレンジ)し、その中からごく少数ながらも成功を得た時の興奮で体が震えるほどの感動は今でも忘れられない思い出です。
 同じ研究テーマの下級生の卒論・修論の指導では、研究に対する学生のモチベーションと積極性の向上を目指し、意見やアイデアを出し合い、議論で盛り上がったことも思い出深いです。

学位論文(山口大学学術機関リポジトリ)

 (2) 私生活
 体育会硬式テニス部に所属し、昼間は犬のように夢中でボールを追いかけまわり、夜は徹夜麻雀を繰り返すという、健康なのか不健康なのか全くわからない生活を送っていたように思います。部活引退後は友人達とテニスサークルを立ち上げ、引き続き体を動かしていました。また、この頃に始めた釣りとギターは今でも趣味として続けています。

4. 趣味
 大学時代に熱心だったテニスは我が子に夢を託し、褒めたりなだめたりすかしたりしながら教えています。また、釣りとギター(アコギ)が好きで、細々と続けています。
 10年近く前に宇部市某所でゲットした国産本土ヒラタクワガタから始まったブリード生活は今でも続いており、大きな個体が生まれるように非常に過保護に(笑)育てています。 

 以上、自己紹介をさせていただきました。大学時代に研究や部活に没頭したように、今は仕事に没頭しています。皆様のお力になれることは御座いませんでしょうか?まずはお気軽にお問合せください。今後ともよろしくお願い申し上げます。

国産本土ヒラタクワガタ♂(66mm)

ワインセラーによって温度管理された昆虫飼育

親の夢を託された子供